[[書評]]
|書名|おたく少女の経済学|一章|おたくのイベントって何?|
|副題|コミックマーケットに群がる少女たち|二章|ジャンルによっておたく気質はどう違うか|
|著者|荷宮和子|三章|オリジナリティは無条件に「偉い」のか|
|出版社|廣済堂|四章|同人誌と商業誌を隔てるのは資本の論理だけなのか|
|||五章|おたくはボリュームゾーンをリードする|
おたく論を扱った蔵書そのものが結構少ないですが、その少ない中でもきわめて一方的な視点やそもそもおたくをよく調べてなくて書いたような記述の本をよく見かけます。本書はそのようなお寒いおたく論業界(そんな業界あるんかい)にあって、きちんとおたくというものに光を当てて書いている本だといえます。特に今までほとんど無視されていた女の子のおたくについてきちんと書いています。

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