[[雑記帳]]
俺もアメリカ行ってまず感心したのがプレゼンの上手さだった。
表現に手間やコストを惜しまないんだよね。
しかし時間が経って分かったのは彼らは単にプレゼン上手という事では
なくて考え方自体が違うんだって事だった。
客を中心にして考える発想だ。
これは分かりきった事のような気がするけど日本の意味とちょっと違う
「お客様は神様だ」は三波春男先生のお言葉だけどもこれは単に身分の
違いを現しただけなんだな。「客は偉いから言う事を聞くべきだ」なんだ。
単なる権威主義なんだよ。いっぽうでアメリカの客中心は
「客は利益になるものを買う」から「客の利益について考える」なんだ。
結果として客に利益を説明できる、プレゼンできる連中が生き残った。
たとえ営業職じゃなくてもね。
もちろん、そんなクレバーな連中ばかりじゃないし派手好きなのも
あるだろうけど文化の根幹に違いがある気がするよ。