[[書評]]
|書名|オナニスト宣言|一章|アダムのオナニズム|
|副題|性的欲望なんていらない!|二章|商品のにおい|
|著者|金塚貞文|三章|商品は女性名詞|
|出版社|青弓社|四章|ズボンの下の観客|
|||五章|世紀末の「ポルノトピア」|
|||六章|近親相姦ポルノのオナニズム|
|||七章|個人賃金制とオナニズムの戦略|
|||八章|性的欲望なんていらない、それが結論|
今まで哲学では決して扱われることのなかったオナニズムというものをフーコーの権力論などを議論のとっかかりにして論じていく、ある意味とてつもなく挑戦的な書物です。まあ哲学界がこのような人間を相手にしないのは言わずもがなですが(と言うか露骨に馬鹿にするのですが)、それでも哲学界に挑戦を続ける彼の姿が、ドンキホーテよろしく魅力的です。(あーあ、全然書評になりませんでしたね。)

トップ   差分 バックアップ リロード   一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS